HE3D K200(デルタ型 ヒートベッド 22cm円形 )のチューニング覚書。
ヒートベッド固定 | 良。 付属のものはヒートベッドが動いてダメ。Kossel Adjustable Bed Clamp by stefel77(http://www.thingiverse.com/thing:1732494)が便利。ただしガラス板分の高さが足りないのを無理くりつけている。 |
ヒートベッドにガラス板 | 大変良。 確実に平面になる。今回一番効果が高い。 |
自動レベリングは Delta Auto Calibration のみ | 良。 ガラス板+ ” Delta Auto Calibration”のみが一番調子よい模様。 ガラス板なしでもauto bed leveling は3pointのほうが調子が良い。 |
AUTO_BED_LEVELING_UBL (MESH leveling) | × アルミのヒートベッドでは逆におかしくなる。 多分自動レベリングの押す力でベッドがたわんでしまうため。(特に中央寄りのポイント) ガラス板ならば Delta Auto Calibrationのみで充分。計算量も減るし。 |
AUTO_BED_LEVELING_3POINT | × 上同様。 ガラス板ならば Delta Auto Calibrationのみで充分 。 アルミのみならばUBLよりは良い感じがしたが、正確には不明。 端のみで計測のためかと思うが、ガラス板買う方がよほど良い。 |
Extruder交換 | 大変良。 吐出が安定しないので過去間違えて買った BIQU Universal Extruder Kit (SALEで送料無料だった) に交換したら安定した。努力があほらしくなったほど良い。買うなら right を買うべき。 leftだと逆だった。marlin 設定で方向逆にした。 |
モータードライバ交換 | TMC2208に交換。大変静かで良い。 モードはメーカー推奨値に従って下記とした。 XYZは stealthChop まま、0.8V。Extruder用は spreadCycleに変更し電圧を0.9Vにしてファンもつけたが、多分0.8VままでOK(Extruder交換後戻していない) marlin設定では TMC2208_STANDALONE でreverseを true に。下記 Configuration.h参照。 |
Marlinバージョンアップ 1.x → 2.0 | 多分1.xと変わらない。 設定ファイルは HE3Dのfacebookサイトからダウンロードしたものを修正。 |
DELTA_SEGMENTS_PER_SECOND 100 | 100-150が妥当か。数字を大きくするには32bit化(というか高クロック化)した方がよさそう。 300とかにすると円盤プリントでプロセッサがほぼハング状態になり、時々動きが止まったりしてプリント結果も悪い。 10だと形が変になる。 |
速度などチューニング (ガラス板追加後) | プリントスピードは60mm/sec位までまあまあ良い。 accelは 3,000mm/s^2,jerkは 20mm/s^3。 移動速度はプリントスピードと同じにする。 初期レイヤーは 速度10-30mm/sec 、accelは 1,000 mm/s^2 , jerkは5-10mm/s^3。 |
スプールホルダ | ホコリ除け+吸湿防止に。 ダイソーの 透明蓋付き収納ボックス を利用。穴開けてチューブ(3cm位)とワンタッチ接手をつけ、乾燥剤を入れた。 湿度は 概ね30%台で、防湿はOKかと。 |
Configration.hの主な修正箇所。
#define DELTA #define DELTA … #define DELTA_SEGMENTS_PER_SECOND 100 … #define X_DRIVER_TYPE TMC2208_STANDALONE #define Y_DRIVER_TYPE TMC2208_STANDALONE #define Z_DRIVER_TYPE TMC2208_STANDALONE #define E0_DRIVER_TYPE TMC2208_STANDALONE #define E1_DRIVER_TYPE TMC2208_STANDALONE … #define INVERT_X_DIR true #define INVERT_Y_DIR true #define INVERT_Z_DIR true #define INVERT_E0_DIR true //extruder changed #define INVERT_E1_DIR false //original extruder ..
Configration.h